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食物アレルギーとは何か?対策・予防編1

苦手な食べものを見る子ども
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食物アレルギーの予防法については、未だ確実な予防法というのが証明されていないというのが現状です。

ここでは、そんな食物アレルギーの予防法について、医療機関で現時点で行われている治療法や予防法についてご紹介してみたいと思います。

「食物アレルギーかな?」と思ったらやるべきこと

アレルギー専門医で受診

赤ちゃんの顔や身体には、赤い湿疹が発症することがあります。それから生後2週間から1歳くらいまでの間には、おでこや眉のあたりには黄色いかさぶたのようなものができることもあります。

その他のケースとしては、離乳食の際の食べこぼしが口の周りに付いたり、汗などが原因となって痒みを伴った赤い湿疹が出るようなこともあります。

こうしたいろんな湿疹や皮膚の炎症を総称して乳児湿疹というのですが、これらは食物アレルギーとは違います。

食物アレルギーは、本人や家族などにアレルギー反応を起こしやすい体質や因子があると発症する可能性が高いといわれています。

とくに、母乳から粉ミルクに変えた際や離乳食を食べた際に湿疹が出るという場合は、食物アレルギーの可能性が高いので、まずは小児科やアレルギー専門医で受診することをおすすめいたします。

乳児湿疹と食物アレルギーの違い

乳児湿疹というのはどんな赤ちゃんにも起こりやすい皮膚疾患ですが、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などの場合は発症する可能性が低い病気です。

そのため、まずは小児科を受診して治療やアドバイスを受けることが大切です。とくにアレルギー体質の場合には、それと断定するようなガイドラインというものがあります。

例えば痒みがあるかどうかとか、良くなったり悪くなったりといった症状が反復されるかどうかといった内容です。とりわけ食物アレルギーの場合には、食べ物が原因なのでそうした症状が顕著に見られます。

医師の指導を受けながらどの食べ物がアレルゲンなのかを特定して、それを食べさせないようにするということが大切です。

アレルゲン対策 食品の表示確認・注射薬の携帯

食品の原料表示を事前に確認する

食物アレルギーを持つ子供の親御さんは、食物アレルギーの原因となる食べ物を食べさせないということが何よりも大切です。そうしたアレルゲン対策には、食品のパッケージに表示されている原料表示が、最も重要な情報源となります。

しかも今日加工食品には、食物アレルギー症状が起こりやすい卵や乳・小麦・エビなど全部で7品目あるのですが、それら7品目の特定原材料に関しては表示が義務付けられています。

ただし、そうした表示義務は、あくまでも工場などで生産された加工食品だけで、小売店で作った惣菜や弁当などには今のところ表示義務がありません。

抗アレルギー薬などの内服薬や注射薬を携帯する

食物アレルギーの症状は、ハチに刺されたとか毒を持つ生物に噛まれたという場合とは違って、胃や腸などの消化器官に入ってから発症する症状をいいます。

さらに、食物アレルギー症状が出た場合には、単に皮膚に湿疹が出るだけでなく、血圧の低下や意識障害など生命を脅かす危険な状態になることさえあります。

従って、皮膚疾患や鼻水が止まらないという程度であれば、抗アレルギー薬などの内服薬で皮膚疾患を一時的に抑えることも可能です。

そして、さらに症状が酷いという人には、アドレナリンの自己注射薬を医師から処方してもらうこともできます。とくに自己注射薬は、即効性があるのでアレルギー症状が酷くなる前に効果が期待できます。

食物アレルギーの予防で大切なこと

食物除去という予防法

食物アレルギーとなる食物を特定して、その食物を与えないという食物除去という予防法が一般的に行われています。しかもこうした食物除去の予防法はできるだけ早く行うと、その後の症状が軽くなっていくといわれています。

ただし、食物アレルギーの治療法については未だ分からないことが多いので、アレルゲンを少量ずつ与えるという経口免疫療法もあります。

経口免疫療法

食物アレルギーの予防として、卵などのアレルゲンをあえて少量ずつ与えることで、アレルギー症状を起こさないようにするという経口免疫療法を行っている医療機関もあります。

とくに卵アレルギーの場合には、自然に治るという人が多いのですが、それを待つべきなのか経口免疫療法で積極的に治療を進めるべきなのかという点については、未だ研究途上であるといいます。

肌を大切に守りましょう

食物アレルギーの予防法は、明確にはなっていません。

お肌を清潔に保ったり保湿を心掛けるというのは、お肌のバリア機能を維持するためにも大切なことといえるでしょう。

続いてこちらの記事をどうぞ。

食物アレルギーとは何か?対策・予防編2