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皮膚のかゆみの原因は?

首を掻く女性
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皮膚がかゆいという症状は、様々な原因による皮膚疾患に振り分けることができます。例えば、日常的に誰もがよく経験する蚊やダニなどに刺されるという場合でも、皮膚が炎症を起こしてかゆみが伴います。

あるいはまた下着による締め付けなどでも、皮膚がかゆくなったり湿疹ができるという場合もあります。ここでは、そんな皮膚のかゆみの原因について、具体的な皮膚疾患の症状や病名を上げながらご紹介してみたいと思います。

虫による皮膚炎・かゆみ

虫による皮膚炎・かゆみなどの特徴

虫に刺されると赤い湿疹かゆみ・痛みなどを伴うような炎症の症状が見受けられます。こうした皮膚の炎症は、虫によるアレルギー反応の一種ですが、虫特有の毒や唾液に含まれる成分が皮膚に注入されれるために発症するといわれています。

蚊やダニによる湿疹

屋内では、蚊やダニに刺されるなど虫刺されの被害がよくあります。ちなみに蚊は、肌が露出している部分を刺しますが、ダニは肌が露出していない部分を刺すという特徴があります。

とくにダニに刺されると、1センチ前後の赤く腫れた湿疹が出たり、蚊によるかゆみよりもさらに強いかゆみが伴ったり、それらの症状が1週間くらい長引くという点も、ダニによる湿疹の特徴です。

皮脂欠乏性湿疹

皮脂欠乏性湿疹の原因と症状

皮脂欠乏性湿疹とは、皮脂が少なくなって本来備わっているバリア機能が低下してしまう症状です。その結果、様々な皮膚のトラブルが発生するようになります。主に高齢者に多い症状で、スネの前の部分や太もも・腰回り・肩・背中などに発生します。

皮膚が乾燥しているので、見た目は白い粉がふいたような状態になります。

皮脂欠乏性湿疹の治療法

皮膚が乾燥していることが大きな要因でもあるので、皮膚の保湿ケアが重要ポイントです。また湿疹化してしまった場合には、皮膚科で診察を受けて適切な処方箋を処方してもらう必要もあります。

一般的に処方される薬は、保湿剤や湿疹・かゆみを治すステロイド剤などになります。

じんましん

じんましんの症状

じんましんは、蚊に刺されたような赤味がかったふくらみやミミズ腫れ、複数の突発的な湿疹など見た目の症状は一様ではありません。

 

いずれもかゆみやチクチクとした痛みなどが伴います。ただし、かゆいからといって、手で引っかいたりすると、赤味がかった部分が徐々に広がって拡大することもよくあります。

じんましんの原因と治療法

じんましんには、アレルギー性のものと非アレルギー性のものとがあります。アレルギー性の場合には、食べ物が原因でじんましんになりやすいといいます。

一方、非アレルギー性の場合には、下着による摩擦や刺激・圧迫など物理的刺激によってじんましんになることがよくあります。いずれの場合も、やはり皮膚科で適切な治療をしてもらうのがベストです。

かぶれ(接触皮膚炎)

かぶれの症状と原因

皮膚がチクチクとしてかゆいとか、赤いブツブツが出来ているという場合は、かぶれという症状です。正式には、接触皮膚炎という症状になります。

かぶれの原因については、外部からの刺激だけでなく体質など身体の内部の要因などが入り混じって、皮膚がかぶれるという炎症の症状が出てしまうのだといわれています。例えば赤ちゃんのオムツかぶれなどは、その典型的な例といえます。

かぶれの治療法

かぶれは皮膚が炎症を起こしている状態なので、痛みを伴う時やかゆみを伴う時などかぶれた原因によって様々です。とりわけかゆみを伴う時は、手で引っかいたりしてしまいがちですが、「手で引っかく」という刺激で炎症がさらに強まってかゆみが治まらなくなるという悪循環になってしまいます。

また、かいた部分が傷となって黴菌が入って化膿するケースもあります。やはり、かぶれの場合も、皮膚科で診察をしてもらうのがベストです。

カラダのサインを見逃さずに

皮膚がかゆいという症状にも、実に様々な皮膚疾患があることが分かりました。カラダが、「皮膚がかゆい」という症状を出すことで、警告しているのだと思います。それぞれの症状に応じた早急な治療をしていきましょう。

なお、ふだんの生活でできる皮膚のかゆみ対策についても解説しています。

皮膚がかゆい時に、日常生活でできる対策